鍼治療

東洋医学の物理療法の一種である鍼(はり)。

中国で発展し、日本伝来以降も、日本で独自に発展した非常に有効な治療方法。

痛み、運動器のトラブルにかかわらず、内臓や神経などの不調などその有効範囲は多岐にわたります。最近は、美容鍼灸という新たなジャンルも登場してきています。

鍼は、細いステンレス製の鍼(長さ約40mm~80mm、太さ直径0.17mm~0.33mm)を経穴(ツボ)に刺入します。

刺入方法は、主に「管鍼法」という円形のプラスティック製の筒を用いて刺入します。こうする事によって、痛みが少なく刺入できます。

経穴(ツボ)に刺入した鍼は、一定の刺激を加え、直ぐに抜く方法と10~15分間置いておく方法とがあります。また、刺入した鍼に、微弱な低周波パルス通電をする場合もあり、これは、痛みや筋肉のこり、血液循環の促進に効果があります。

なお、本院では、鍼の消毒は、一回限りで使い捨てのディスポ鍼を使用しているため、感染症の心配はありませんので安心です。